100万ドルの夜景にヤムチャ!コワーキングはちょっとお高め?香港でワーケーション

ワーケーション。それは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で意味はそのまま、「働きながら休暇をとること」。この企画では旅行好きのリモートワーク研究所研究員の野本が国内外に旅立ち、各地でリモートワークをしその様子をレポートします。

(最終更新 2018/08/17)
 
你好(こんにちは)!リモートワーク研究所研究員の野本です。前回のマカオ記事お読みいただけましたでしょうか?今回はマカオからフェリーで1時間、香港にやって参りました。全部で5泊6日、たっぷり堪能してきましたのでその様子をお伝えしたいと思います。

↓↓↓前回のマカオでのワーケーションレポートはこちら↓↓↓

世界一のカジノの街 マカオでワーケーション

香港ってどんなところ?

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日本から飛行機で4-5時間の世界有数の都市である香港。マカオと同様に国ではなく特別行政区で、中国の一部という扱いになります。

広さは東京都の半分で、なおかつ山林地が多いため人が、住める地域はさらに限られてきます。そんな事情もあって人口密度も非常に高く、地価も高いため、不動産の価格を都市ごとに比較したランキングでは毎年上位です。

また、1842年から1997年の間イギリスの植民地だったため、公用語に英語が含まれていたり、通貨にエリザベス女王が描かれていたり、今もその影響が見られます。

意外と知られていないのが、香港は260以上の島でできた区で、島によって少し雰囲気が違います。今回私が訪れたのは以下の2島。どちらも香港ではメインの島になります。

九龍半島
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九龍半島はどちらかというと、一般的な中国のイメージでしょうか。ギラギラした看板がたくさん並んでおり、市場も多いです。

香港島
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香港島は西洋風な街並みです。オフィスが多いというのも一つの特徴ですね。香港島は坂が多く、なんとヒルサイド・エスカレーターと呼ばれるとても長いエスカレーターが街のど真ん中を通っています。私も滞在中よくお世話になりました(笑)。

香港といえばコレ!100万ドルの夜景シンフォニー・オブ・ライツ

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香港と聞いて、夜景をイメージされる方も多いのではないでしょうか。香港の夜景は100万ドルの夜景と言われており、毎日20時になると香港島にあるビルから様々な光を使ったパフォーマンスが行われ、それを反対にある九龍半島からみるというシンフォニー・オブ・ライツというイベントが人気です。初日にこのイベントに参加したのですが、残念ながらこの日は雨。それでも多くの人が訪れており、島全体が光に包まれる様子は圧巻でした。

日本よりおすすめ!?香港ディズニーランド

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次の日はディズニーランドへ。東京のディズニーランドにすら行ったことがない私でしたが、平日に行ったのもあってかなり空いており、全て20分待ち以内でアトラクションに乗れました。ちなみにこの日は日本ではゴールデンウィーク真っ只中。日本で数時間アトラクション待ちをしないといけないことを考えると、ゴールデンウィークは思い切って香港のディズニーランドに行くのも良いんじゃないかな、なんてことを考えながら楽しみました(笑)。

高層ビルの建築足場は…竹?

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今回の旅行ではシンフォニー・オブ・ライツやディズニーランドなどの観光地を訪れるだけでなく、現地の友人に案内してもらいながら町歩きもしたのですが。土地が少ないこともあって、一つ一つのビルが高いのが特徴です。

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…ん?アレってひょっとして?そう、工事のための足場が全部竹なんです。なんでも安くて軽く、丈夫なこともあって今でも竹が使われているそうです。また、香港は地震がなかったり、高温多湿で鉄の足場は錆びてしまうというのもあるそうです。

言ってることはわかるんですけど…なんか不安。足場の下を歩くときは自然と早歩きになる野本でした(笑)。

美味!ヤムチャ(飲茶)

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香港で皆さんにぜひオススメしたいのがこちらのヤムチャ。ヤムチャとは香港やマカオ、中国の一部で行われている慣習で、中国茶を飲みながら点心と呼ばれる軽食やお菓子を食べることです。なんとその歴史は7世紀の唐の時代にまでさかのぼるそうです。日本でも中華料理屋さんに行くとたまに見かけるアレです。

正式には朝から昼過ぎにかけて行うそうで、ブランチに近い感覚だそうです。週末に家族、親族が集まってゆっくりヤムチャをするのが良くある光景だとか。種類もさることながら、もはやこれで一日持つんじゃないかという量…。味はどれをとっても最高で、温かい中国茶が良く合います。

やはり価格が…香港のコワーキング情報

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さて、散々観光で楽しみましたが、香港のコワーキング情報です。

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マカオとはうってかわってコワーキングスペースがたくさん!エリアにもよると思いますが、私の泊まっていたところから徒歩圏内になんと4つも。

ただ、調べてみると全体的にお値段が高め。香港の不動産が高いことを考えると、それも仕方ないかと思います。

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今回お世話になったのはThinkaholicさん。すごい名前ですね。他の利用者さんを見ていると、私のようなドロップインで利用する人よりも、スタートアップオフィスとして月額会員になって使用している人が多いような印象を受けました。ネット環境も椅子も完璧です。今回も問題なく仕事を行うことができました。

まとめ

さすが大都市なだけあって、ほとんど困難にぶつかることなく快適に遊びも仕事もできました。マカオからそのまま香港に来て、船で1時間ほどの距離なのに、歴史的、地理的影響を受けて違いが生まれたということを肌で感じられました。ゴールデンウィークを絡めて香港+マカオをセットでワーケーションしてみるのは日数的にもよかったと思います。日本からそこまで遠くないですし、安全なのでぜひオススメします。

次はどこへ行こうかな。

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この記事を書いた人

野本 司

リモートワーク研究所研究員 大学時代にアメリカとスウェーデンでの留学を経験後、新卒で2017年4月に株式会社SonicGardenに入社。入社前のインターンシップから現在まで、ずっとリモートワークをしている。趣味の旅行を兼ねて国内外を飛び回りながら働く生活スタイルをしている。