世界一のカジノの街 マカオでワーケーション

ワーケーション。それは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で意味はそのまま、「働きながら休暇をとること」。この企画では旅行好きのリモートワーク研究所研究員の野本が国内外に旅立ち、各地でリモートワークをしその様子をレポートします。

 
(最終更新 2018/08/17)
你好(こんにちは)!リモートワーク研究所研究員の野本です。今回はゴールデンウィークを利用しマカオに3日間行ってまいりました。マカオというとカジノのイメージが強く、「本当にそんなところで働けるの?」という声もあるかもしれませんが、しっかり働けました。今回の記事ではその様子をお伝えします。

マカオってどんなところ?

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私も理解が曖昧になっていましたが、マカオは国ではなく特別行政区と言って中国の一部です。広さは東京都世田谷区ほどの小さな地域です。1887年から1999年までポルトガルの植民地であり、今なおその名残をとどめています。

2000年台になり、カジノに代表されるエンターテイメントや数多くの世界遺産を求め、今では世界中から年間3000万人が訪れている世界有数の観光地になっています。行き方としては、マカオ内にも空港はありますが、香港から船で行くパターンが多いようです。香港から約1時間で到着します。

世界一のエンターテイメントの街

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船で到着し、まず一番に目に入ったのは豪華なホテルやカジノです。マカオは東洋のラスベガスと言われ、マカオ全体でカジノは30軒以上あるそうです。2009年に本物のラスベガスを抜き、売り上げ世界一位になりました。

ほとんどの店舗はホテルと一体になっており、中にはレストランやバーも充実。高級ファッションブランドショップも全て施設内にあります。残念ながら中は撮影禁止だったのでお見せすることはできませんが、その規模の大きさと豪華さに驚きましたね。
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カジノの周りにも宝石店や高級ファッションブランドショップが立ち並び、カジノ側は出したお金をこの辺りのお店で回収しているのかなーなんて考えながら散策しました。

ポルトガル植民地時代の名残

翌日は街を散策しました。マカオ内にある世界遺産は約30個で、その中にはポルトガル植民地の物も多く含まれます。

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世界遺産に指定されているマカオ歴史地区の中心に位置するセナド広場。自分がアジアにいることを忘れます。

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こちらはモンテの砦。大砲とカジノが同時に映る光景はなかなかユニークですよね。

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ポルトガル語を話す人は多くないそうですが、標識や看板にはポルトガル語が使われています。

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面白かったのはこれだけポルトガルの名残ある道を一本入ると、この写真のような中国っぽい通りになるところです。自分がどこの国にいるのかわからなくなります。

マカオ唯一のコワーキングスペース

最終日はマカオ唯一のコワーキングスペースでお仕事してきました。

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今回お世話になったのは「itworks!」さん。インターネットや、椅子などお仕事する環境はとてもよかったです。

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オーナーのRex。「マカオにはコワーキングスペースがなかったから自分で作ったんだ。」と言ってました。とてもフレンドリーで親切にしてくれました。

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彼のネコもなかなかフレンドリーでした。(笑)

まとめ

今回は3日間という短い期間だったからか仕事もバケーションも充実していたからか、あっという間に終わってしまいました。マカオは比較的小さいですし、3日間で十分楽しめたので、長期間ワーケーションは難しいという方にもおすすめです。

マカオを後にし、そのまま香港に行ってきました。その様子がこちら。

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次はどこへ行こうかな。

Remote Work Laboでは、研究所員による、様々な地域のサテライトオフィスやコワーキングスペースの実地調査を行いレポートを公開しています。ご希望があれば伺いますので、以下のボタンより、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

野本 司

リモートワーク研究所研究員 大学時代にアメリカとスウェーデンでの留学を経験後、新卒で2017年4月に株式会社SonicGardenに入社。入社前のインターンシップから現在まで、ずっとリモートワークをしている。趣味の旅行を兼ねて国内外を飛び回りながら働く生活スタイルをしている。