ワーケーション。それは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で意味はそのまま、「働きながら休暇をとること」。今回は株式会社ソニックガーデンの新卒一年目高谷さんが、青森でのワーケーションの様子をレポートしてくれました。
(最終更新 2018/08/20)
リモートワーク研究所研究員の野本です。ワーケーション記事第六弾は微笑みの国タイです!今回は今までで最長の1ヶ月のワーケーションに挑戦してきました。
初めはリフレッシュ休暇を利用して、プーケットとバンコクに。そしてそのままチェンマイでお仕事してきました。
プーケット ただひたすら、のんびりと。
まず最初はプーケットに行きました。ここは世界でも屈指のバカンスの地で、世界中から多くの人が休暇に訪れます。
街を歩くとすぐに、タイの方よりも圧倒的にタイ以外の方が多いことに気づきます。プーケットには綺麗なビーチがたくさんあり、街中を水着のまま移動する人も珍しくありません。絵に描いたようなリゾート地ですね。
もともと特に予定は決めてなかったのですが、私もあくせく観光するのではなく、ビーチでのんびりと過ごすことに決めました。あとで知ったのですが、この時期はタイの人にとっても一番過ごしやすい時期だったそうで、とても快適に過ごせました。今まで何度もワーケーションしてきましたが、今までで一番バケーション感がありますね。(笑)
というわけで、計三日間ひたすらのんびりしてました。
・・・・が、このままだと皆さんに何もお伝えできずに終わってしまうので、体を張ったネタを探してきました。
皆さん何かお分かりですか?
・・・・そうです。虫です。タイでは結構ポピュラーな食べ物だそうで、芋虫っぽいものから、バッタっぽいものまで、種類もたくさんありました。もっとアップにした写真もあるのですが、掲載は自粛させていただきます。(笑)
せっかくなので、屋台においてある虫全種類を食べてみました。
味は…。んーー、想像していたよりも濃厚でお酒のつまみになりそうな感じでした。味付けは基本全部同じなので、食感の違いを楽しむ感じなのかな。
屋台のお兄さん曰く、タンパク質が豊富で、健康に良いらしいので気になる方はぜひどうぞ!
バンコク 大都会の中にも歴史が随所に
プーケットでゆっくり過ごしたところで、お次はバンコクへ。
たまたま宿泊先が日本人の方が多く住む地区だったらしく、タイに来てるのか日本にいるのか分からない状態に。日本語だらけ。(笑)
プーケットとは打って変わって、タイの首都であるバンコクは大都会です。これくらいの渋滞は毎日のことらしく、電車も東京と同じくらい混んでました。
ただ、そんな大都会の中にあっても、いたるところに大きなお寺があり、タイらしい文化を感じることができました。
タイでは国民の90%が仏教徒らしく、日本と比べるとみんな信仰心が強いです。今では有名なお寺は観光地になっていますが、タイの方で毎日お寺に通ってるという方にも何人か出会いました。
バンコクから少し足を伸ばして、水上マーケットにいきました。
船に乗りながら買い物をします。欲しいものがあれば船頭さんに伝えるとそのお店の前でとまってくれます。値段交渉は必須だそうです。(笑)
最終日にはゾウ乗り体験もしてきました。高いところが苦手な私にとっては、虫を食べた時よりもドキドキしましたが、乗ってみると非常に安定感がありました。頭も良く、いくつか芸をしてくれました。
チェンマイ ワーケーション?プチ移住?
バンコクを後にした私はチェンマイへ。ここはタイの北部に位置する地方都市です。これまでは休暇を謳歌していましたが、チェンマイでは普通にお仕事をしながら過ごします。
チャンマイは「デジタルノマド」と呼ばれる、プログラマやデザイナー、ライターが働きながら旅行している人たちの間でとても有名な場所です。というのもチェンマイはコワーキングスペースやカフェの数がびっくりするくらい多く、お仕事をする環境が整っているからです。
私もいくつかのカフェやコワーキングスペースを利用しましたが、こちらの「CAMP」でお仕事することが多かったです。このコワーキングスペースはショッピングセンターの中にあり、24時間オープン。
ミーティングルームも用意されているため、会議で使うこともできます。
気分転換にテラスでお仕事することも可能です。思ったよりもタイのお仕事環境は快適でした。
今まで取り上げてませんでしたが、タイは食事も良かったです。コワーキングスペースから出てショッピングセンターの階段を降りるとそこにはレストランがたくさん。タイ料理だけではなく、日本食やその他の国の料理も豊富に取り揃えているので、食事には困りませんね。
タイの人曰く、タイではレストランや屋台での食事が安くてクオリティも高いため自炊する家庭の方が少ないそうです。アパートをかりたらキッチンがなかった、なんてことは日常茶飯事みたいです。こちらはライスサラダ。ご飯の上にいろんな野菜とスパイスがかかっています。混ぜて食べるととても美味しいです。
こちらはパパイヤサラダ。パパイヤの甘みはありません。普通にサラダです。ただ、辛いので注意。好みにもよると思いますが、私は1ヶ月タイで過ごしていて一度も日本食が恋しくなりませんでした。美味しいタイ料理のおかげで、仕事もはかどります!
仕事が終わってからの時間や、休みの日には積極的にイベントに参加しました。チェンマイにはタイの人以外の人が多いので、交流のためのイベントがたくさん開催されています。
写真はあるイベントの様子。いろんな国の人が参加してる様子がわかります。
入場する時に自分が話せる言語のシールを胸に貼ります。私はタイ語は一切話せないんですけど、顔がタイの人っぽいからということでタイのシールも貼られました。ゆるい。(笑)
コワーキングスペースやイベントで知り合った友達と一緒に観光もしました。チェンマイは自然が豊かなので少し車を走らせれば自然で遊べます。
滞在の最後の方には、タイの方に誘われて、よくバトミントンしてました。もうここまでくると、バケーション感ゼロで、まるでチェンマイに住んでいるような気分になってました。(笑)
こうして、あっという間にタイでの1ヶ月間のワーケーションが終わりを迎えました。
いかがでしたか?今回は休暇と普段の仕事の時期を組み合わせてのワーケーションでした。1ヶ月ということで少し不安もありましたが、特に大きな問題もなく終えることができました。それどころか、日本にいると会えなかった人や、できなかった経験ができ、本当に良い1ヶ月になりました。1ヶ月もいましたし、友達もたくさんできたので、帰り空港まで送ってくれた友人たちの前で少し泣きそうでした。(笑)
また、タイに帰ってきたいと思います。
次は、どこに行こうかな。
普通の会社員が1ヶ月韓国で旅行&仕事してきた 話題のコーリビングに潜入
100万ドルの夜景にヤムチャ!コワーキングはちょっとお高め?香港でワーケーション
Remote Work Laboでは、研究所員による、様々な地域のサテライトオフィスやコワーキングスペースの実地調査を行いレポートを公開しています。ご希望があれば伺いますので、以下のボタンより、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
プロフィール
野本 司(のもと つかさ)
リモートワーク研究所研究員。大学時代にアメリカとスウェーデンでの留学を経験後、2017年4月にソニックガーデンに入社。入社前のインターンシップから現在まで、ずっとリモートワークをしている。世界各地を移住しながら働く生活スタイルに憧れがあり、現在計画進行中。趣味は旅行、プログラミング、野球。