web会議システム、どれがいいの?
離れた相手とも瞬時に打ち合わせや情報共有をすることができる、web会議システム。無料で手軽に使えるものがたくさんありますが、それぞれ少しずつ特徴が違います。
みんなが使っているあのシステムとあのシステムの違いは? 自分のチームにはどのシステムがフィットしているのか? 比較表を見て考えてみましょう。
ひと目でわかる!主要6システム比較表
web会議システムはこう選べ!3つの選定ポイント
1. 導入のしやすさ
web上だけで完結する…Microsoft Teams・Google Meet・appear.in
通話の安定性…Zoom・V-cube Meeting
オフィス系のサービスと連携しやすい…Microsoft Teams・Google Meet
上記のように、どのシステムにもそれぞれの特徴があります。何を優先したいのか、よく考えて選ぶ必要がありますね。
最近登場したLINE WORKSは、国内のアクティブユーザー数No.1を誇るSNS「LINE」のUIをベースにしているだけあって、心理的にも導入のハードルがかなり低くなっています。また、Microsoft Teamsは、Office365で使えるシステムでもありますので、Officeをもともと使っているチームはすぐに導入することができます。Google Meetも、Googleアカウントを持っている人はユーザー登録が不要。今までオフィスで利用していたサービスと親和性が高いものを最初に使ってみるのもおすすめです。
2. 価格と機能のバランス
どのシステムも有料プランと無料プランがあります。さらには有料プランの中でもランク分けされているサービスも。大抵は同時会話の人数や、保存できるデータの容量、録画や会議室のロック機能などの制限があるかないかの違いです。
小さなチームならもちろん無料プランだけで十分ですが、チームの規模が大きく、会議に参加する人数も増えるようなら、最大利用人数を重点的にチェックしながら、有料プランの使用を視野に入れても良さそうです。
3. 他サービスとの連携
web会議システムそのものにスケジュール機能や画面共有機能、チャット機能が付属しているものも多くありますが、やはり連携できるサービスが多いというのは強みです。
ミーティングをスケジュールすれば、すぐにカレンダーに反映されたり、プロジェクトの進行管理ツールやタスクツールと連携していると非常に便利です。どんな機能が必要なのか、今日常的に使っているサービスと連携ができるのかなどもチェックしておくと良いですね。
あれこれ使って試しておこう
便利なweb会議システム、チーム内でいつも使うものを決めて使い慣れておくと、ちょっとしたした質問や、雑談などでもすぐに話かけることができて便利です。一方、打ち合わせの相手からツールを指定されたり、普段と違う環境でいつものシステムを使おうとしたらうまく繋がらない、という事態も起こるかもしれません。
無料プランのあるシステムをいくつか触っておいて、いざという時にすぐに使えるようにしておくことも必要。ご紹介した6つのシステムは、国内でもユーザー数の非常に多いものばかりです。ぜひ試してみてくださいね。
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この記事を書いた人
土佐光見
リモートワーク研究所研究員・ライター。
webショップの企画運営、web制作、ディスクリプションライティングを経験し、フリーランスに。リモートで働く二児の母。趣味は読書、観劇、俳句。