Zoom ウェビナーで会社の納会をやってみた

zoom webinarとは?

ウェビナーとは、「Web +seminar」。web会議ツール「zoom」が提供する、「webセミナーツール」です。最大100名の講演者と、最大10000名の視聴者でセミナーを開催することができます。

月額は$54.99〜で利用が可能で、視聴者側にアプリケーションのインストールは不要。任意のURLにアクセスするだけでセミナーを聴講することができ、Facebook LiveやYouTubeへの動画掲載も可能です。

公式ページ
https://zoom.us/webinar

使い方はこちら

Zoomビデオウェビナー使い方まとめ

会社の納会をzoom webinarでやってみた

1) 全員がリモートの会社・ソニックガーデンで開催

納会

zoom webinarを使って納会を行ったのは、株式会社ソニックガーデン。株式会社ソニックガーデンは、リモートワーク研究所を設立した会社であり、「納品のない受託開発」をコンセプトに、バーチャルオフィスツール「Remotty」などの開発を行っています。

社員は全員フルリモート。日本各地から毎日オンライン上のオフィスに出社し、各自仕事をするというスタイル。そのため、あらゆるコミュニケーションをweb上で行うことが常になっています。普段の会議はもちろん、飲み会や入社式などもwebで行うのが基本。普段はZoomなどを使って納会を行っていますが、今回はより大人数相手のプレゼンなどに適しているという「Zoom webinar」を使ってみました。

2) どうやって開催したの?

納会

納会の参加者は30人余り。今回は全員がzoomwebinarを使用するのが初めてということで、シンプルに参加者は完全に視聴のみ。登壇者は、司会兼オペレーターの若手の社員2名と、社長および副社長にコメンテーターをお願いしました。

主にコメンテーター役の2人に喋って頂き、オペレーターが発表者を登壇させたり納会全体の進行を担当。お互いに顔が見えない参加者同士は、普段ソニックガーデンで使用している「Remotty」のチャット機能を使って、感想を呟いたり合いの手を入れたりする形で進めました。

3) ここが良かった・悪かった!zoom webinar納会感想

納会

・月額制が便利
zoom webinarは月額制なので、1ヶ月から契約することができます。今回お試しで導入するにはこれがとても便利でした。

・人数の把握がしやすい
以前の納会ではzoomの画面に30名余りがひしめき合って喋る形だったので、非常に窮屈でした。参加している人間を把握するのも非常に困難。zoom webinarなら登壇者の画面には現在の参加人数と名前が表示されるので、誰がいて誰がいないかが分かりやすく、進行もスムーズでした。

・今誰が発表者なのかがわかりやすい
基本的に登壇者しか話すことができないので、今誰がメインで話しているのかがとても分かりやすく、会自体が整理されたものになりました。zoomを使って納会をした時は、声をあげたり感想を言ったりするのにも、全員が並列なので聞こえにくかったりタイミングが掴みづらかったりと何かと困難でしたので、納会のような人数の多い集まりにはzoom webinarの方が適していると感じました。

・チャットを併用すると賑やかで楽しい
zoom webinarにはチャット機能も付属していますが、登壇者含む参加者全員、今回が初めての使用だったこともあって、zoomwebinarでは発表の配信のみに留めて、文字のコミュニケーションは使い慣れたRemottyで行うことにしました。タイムラインに感想や軽口などが並ぶとかなり賑やかに感じますし、動画サイトの実況のような気持ちで仲間と話し合えるのは非常に楽しいものでした。

・後から見逃した部分を追いかけることができる
納会は、普段のweb会議とは違ってかなりの長丁場になります。全員フルリモートなので、途中で用事が入ったり、トイレに行ったりと席をはずす場面もそれぞれにありましたが、動画を共有できるので、後から見逃した部分をチェックしたりできるのもとても便利でした。

・コメンテーターとオペレーターを分けるのが正解
zoomwebinarでは、参加者は登壇者が壇上に上げない限り発言することができません。予め常時登壇する人を複数人設定して、発表順を把握し、彼らを登壇させたり終わったら下ろしたりする事務作業をする人間と、コメントしながら会を盛り上げたり進行したりする人間に分けたのことで、会自体が非常にスムーズに運ぶことになりました。

zoomerbinarをまだ使い慣れていない、ということもありますが、仕切る人間が1人だけだとかなり忙しくなってしまうと思います。

・機能を使いこなす必要がある
どんなツールでもそうですが、初めて使うには少し機能が複雑です。継続して使うなら、メンバー全員がきちんと機能を理解することが望ましいです。少なくとも進行をする人間は、ある程度使う機能を想定して事前に準備しておかないと、スムーズに進行ができないかもしれません。

zoom webinarは納会にも向いている!

納会

zoom webinarはそもそもがweb上で講演会やシンポジウムなどを開くために使うツールですが、今回の納会のような、ちょっとした会社の集まりや報告会のように、1対複数に何かを配信する機械にはとても有効だということがわかりました。数十人規模でもその利便性は十分に発揮できたかと思います。

リモートワークの新たなソリューションとしてぜひご活用ください!

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この記事を書いた人

土佐光見

リモートワーク研究所研究員・ライター。 webショップの企画運営、web制作、ディスクリプションライティングを経験し、フリーランスに。リモートで働く二児の母。趣味は読書、観劇、俳句。